ギター 中川 雅之 Official Website

 SoundCloudにて公開しているオリジナル曲についての解説を加えてみました。
ライヴで演奏してもらうために作ったデモ音源を、
聴いていただけるレベルに作り直したものになります。
楽しんで頂ければ幸いです。
 


 

Toropical Fever

 

 
僕が20代の頃に作った曲です。1990年代になりますね。
Rippingtonsに影響を受けて、その路線で作ったのですが、当時はあまり人気のある曲ではありませんでした。
一時期は、自分のやりたい事とは違ってしまっていて封印していたのですが、
10年くらい前から一周回って演奏できる心境になりました。
この曲を冗談で演奏しようかという企画がきっかけとなって、Pieceworkの復活へと繋がりました。
 


 

Lost O.

 


 
この曲は、2011年東日本大震災後に、しばらく作れていなかったオリジナル曲を披露するために作った曲です。
キーボードの河野啓三くんのオリジナル曲に大いに影響を受けてできた曲です。
あの頃、自分で何ができるのかを考えて出た答えでした。
発表日までタイトルが無かったのですが、ドラムの岡本郭男さんが当時引っ越したばかりで、
うちへ帰る道がよくわからないと言っていたので、「迷子の岡本さん」という意味でこのタイトルがつきました。
 


 

Inner Drive

 


 
中里さんとのセッション用に作った曲です。
こんな感じの曲を作ってというリクエストに応えました。
サビのコード進行は、Steve Kipnerを意識したので、
従ってサビのギターソロは、Jay Graydonに寄せてありますw
ご視聴くださいませ。
 


 

Pathfinder

 


 
この曲も中里さんのセッション用に作った曲です。
こちらは、Gavid Gerfieldを意識してあります。
シャッフルドラムのイメージは、Jeff Porcaroです。
目立たないように、スティーリー・ダンの中でもポップな曲からの
引用部分が散りばめられております。
 


 

K.J.S.

 


 
これも中里さんのリクエストで作った曲です。
最初、マンボの曲を作ってと言われて、どうすればマンボになるのか分からず、
ドラムパターンを教えて?と言って教えてもらったパターンのまま曲にしたけど、
結局マンボにならないまま、ポップな曲になりました。
曲は展開しますが、最初から最後までずっと同じドラムパターンです。
キーボードのリズムがかろうじてマンボの名残りですかね。
ギターソロで、有名なフレーズを使っています。分かりますかね?w
デモの中のパーカッションは、すべて中里さんの生演奏をループさせています。
タイトルは、まだ仮ですが、Kinkyu Jitai Sengen の頭文字です。
 


 

イキルヨロコビ

 


 
2013年に初めて再開したPieceworkのために作った曲です。
当時はユルい曲の方が良いと思って、曲には特にキメ等を作りませんでした。
この音源のベースは、僕自身が弾いています。メチャクチャ練習しましたw
タイトルは、2013 愛知トリエンナーレで名古屋のテレビ塔に、
バカデカいネオンサインでテーマとなるオノヨーコさんの言葉で「生きる喜び」と当時掲示されていて、
仕事で1ヶ月名古屋に滞在中に見続けていた後、すぐに作った曲だったので、そこから拝借しました。
 


 

 Morning Mist

 


 
AOR曲をという事で、ミドル16ビートの曲を作りました。
Aメロとサビのテンポ感が違ってしまって苦労しましたが、
バッキングでベルのアレンジを付けた事でなんとか成立しました。
タイトルの朝霧というのは、僕の実家の最寄駅の名前から取りました。
この駅で、高校1年生の2月にサックスの宮崎隆睦と初めて出会いました。
個人的には気に入っている曲なのですが、あまり人気は無いようです。
人の好みとはそんなもんですかね〜。(笑)
 


 

Beyond The Rainforest

 


 
僕のデタラメ・ラテンが炸裂した曲です。
Karizmaへのオマージュとなっております。
当初のデモ音源からリズムパターンを大幅に見直しをしてみました。
サビのハモリは、河野君からの影響が色濃く反映されています。
 
追伸:ジャングル感を出すための音源の中で鳴いているキツネザルとチンパンジーは、
同じ場所には生息していませんw