2016年11月16日
Piecework at 赤坂 B-flat
メンバー
中里たかし (Per)
宮崎隆睦 (Sax,EWI)
河野啓三 (Kb,Pf)
澁谷和利 (B)
岡野大介 (Dr)
中川雅之 (Gt)
今年は2度しか集まれなかったPieceworkの2016年ラストのライヴでした。
本年はバンド結成30周年ですが、華麗にスルーです。
単純に僕と宮崎が出会ってバンドをスタートしたのが、30年前でした。
当時からPieceworkを名乗っており、今でもこうして懐かしい曲を演奏できているのは、ありがたい事であります。
秋なのに、外は暖か。日本もロスのような温暖な気候になりつつあるのでしょうか?
妄想L.A.フュージョンの似合う街、東京へと加速を促して行きますよ!
1曲目からノリノリでございます!
1stからノリノリになり過ぎるという事で、当日になって少し曲順の変更も。
Pieceworkは、基本リハーサルをしておりません。
なので、当日になってみないと、どんなステージになるのかがわからないという。(^_^;)
しっかりアレンジなされた曲をやっていますが、ぶっつけ本番的な要素もふんだんに含んでおります。
澁谷さんは、原点回帰で久々の4弦ベースに。
ラテンベースの第一人者を、まったく違うスタイルで使っております。
ぜいたくなお話。(笑)
スラップな演奏が聴けるのは、ここだけでしょうかね?
今回はドラムソロが多くなってしまいましたが、
岡野さんはそれも特別な感じではなく、スラッと入れこめるから素晴らしいです。
中里さんのセットは、日に日にデカくなっていってる気がします。
でも、そんな中里さんの楽器並べも、20年前に出会って同じPieceworkと名乗って短期間活動していた頃とそれほど変わっておりません。
ほぼ小物で埋め尽くされたセットがあってこそのPieceworkなのです。
自分でもMCで、元リッピントンズのパーカッショニスト、スティーヴ・リードへのオマージュだと言ってましたね。
2曲カバー曲を入れ込んでのセットリストだったのですが、
その2曲を知るお客さんは、ほとんどいらっしゃらなかったようです。
そのどちらも難しいキーなのですが、宮崎はまったく平気だそうです。
僕がサックス吹きだったら、頭が混乱すると思います。(^_^;)
河野くんの曲を久しぶりに演奏したのですが、その曲で楽しくなりすぎて、
僕が進行の約束事をすっかり忘れてしまい、最後がフワっとしてしまいました。
それくらいハシャいでしまう素晴らしい曲なのです!
ともすれば、懐古主義的なPieceworkですが、楽しい事を選んで行くと自然とそうなってしまうという感じでしょうか。
何か新しい事を仕掛けるという気は、今のところまったくありません。
でも逆に今となっては、そんなサウンドも珍しくなってしまい、ちょっとだけ価値があるものになりつつあります。
次回は2月3日に決定しました。
ぜひ、また遊びに来てください!