ギター 中川 雅之 Official Website

2016年11月5日
Atsuology Session Special Guest 佐藤竹善
at 川口 Shock On

 


 
メンバー
 
岡本郭男 Ds
佐藤竹善 Vo,Gt
河野啓三 Key
目黒郁也 B
中川雅之 Gt
 
 
岡本さんが、セッションでとんでもないゲストをブッキングされました。
みんなが連絡をもらって、本人なのか?と疑った佐藤竹善さん、その方です。
まさかの展開に70席弱のお店は一瞬でソールドアウト。
なんと竹善さんは、初めて埼玉でライヴをするという事でした。
 
岡本さんがセッションでお会いして、歌をすごく気に入ったという事でオファーしたそうです。
なんという大胆な!
しかし竹善さんは、ライヴハウスでのセッションをよくされているそうで、話がすんなりと進み、お忙しい中ピンポイントで空いた日にセッション開催となりました。
 

 
以前都合が合わなくて、一度流れていた経緯を知っていたので、ホントにやるのか!とメチャクチャ驚きました。
しかし、さすが岡本さんです。竹善さんもスペクトラムやAB'Sを聴かれており、岡本さんとならという事でした。
 
選曲は、ご本人からのリクエストがソロカヴァーアルバムシリーズ、
「CORNERSTONES」を中心に組み立ててくださいという事だけで、内容はこちらで考えました。
曲を決めたのは、主に岡本さんと河野くんです。
僕は2曲リクエストさせて頂きました。
 

 
どんな曲を演奏したのかは、ここでは伏せておきます。
来られた方だけのお楽しみにしておきますね。
AOR曲が中心でしたが、オリジナルバージョンよりもカッコ良いと思えるカヴァーアルバムのアレンジを、この人数でできる限り再現するという課題に取り組みました。
河野くんは、ブラスのフレーズも丹念にナゾるという徹底ぶり。
今回一番大変だったのは、河野くんじゃないですかね〜。
 
そしてネックとなるのがコーラスパートです。
普段やり慣れていない僕と河野くんで、頑張って必要な部分を再現しました。
ほとんどの曲で、ハモりをつけたと思います。
岡本さんのリクエストに応えた結果、目黒君までもがコーラスに駆り出された曲では、「こんな曲歌えないよ〜」って本番のMCで泣きついてしまいましたが、優しいお客さんにも支えられて、その曲終わりで「うまく行ったー!」って竹善さんがハグをしてくれました。
そして皆さんから暖かい拍手が。

こんなステージ見た事ないでしょ〜。(^_^;)
 

 
竹善さんの歌は、グイグイ引き込まれる魅力がありました。
「声がティモシーBシュミットに似てますね〜」と褒めたら、「似てるだけかー!」ってツッコミ返し。
でも、うまいのは言わずもがなですやん、ね〜。
 
ライヴはセッションならでは。
譜面に書かれているサイズなんて、本番中にどんどん変えていかれるのに最初は戸惑いましたが、そんな柔軟性を持たれているのだと知った途端に全員がアンテナ張り巡らせてそれに応えました。
まさしくセッションの醍醐味ですね。
 

 
上の写真は、僕と竹善さんの掛け合いです。
しかしリハーサルをやった時点では、こんな場面は想定されておりませんでした。
突発的に仕掛けてこられて、僕もワクワクが止まりません!
 
岡本さんは、いつも以上にレイドバックされていて、 グルーヴがうねっておりました。
これぞ、本領発揮といった感じでしょうか。
楽器フェアに出演後に駆けつけた目黒くんも熱いプレイで応えてました。
 

 
かなり難しいアルバムのアレンジも頑張ってキメキメで演奏もしましたよ。
竹善さんのアイデアも盛り込んで、少し作り変えた部分もありました。
 
極め付けは例のバラード曲です。
歌い出された瞬間から、その歌声に魅了されっぱなし。
河野くんのピアノも最高で、本当に感動して言葉になりませんでした。
 

 
アンコールには、竹善さんもギターを弾いての締めくくり。
これもリハで竹善さんが自由に弾かれているのを見て、
「その入り方に変更しましょう」 って僕のお願いで変化していく 感じの柔軟性。
こういうのが楽しいですよね。
ちょっとした、ギターの掛け合いもありました。(^_^)
 

 
本番でのMCで感極まって言葉を失い、舞い上がってしまうなんて、ここ何年経験したことないくらいの衝撃と感動をステージ上に居ても味わえました。
ものすごく嬉しそうに演奏していたと沢山の方から言われました。
リップサービスとしてか、「またやりましょう!」と本番でも言われてました。
皆さんから、またやってくださいと沢山リクエストを受けたのですが、そんな流れがまたできる事を僕自身も願っております。
 
お写真使用の許可は、竹善さんご本人から許可を頂いております。
皆さんのお影で楽しいセッションになりました。
どうもありがとうございました。