まずは竿中とおる君の太さを選択しましょう。
太ければコシが強く、細ければコシが弱いわけですが、太さは各人の爪の厚さに合わせて選択するべきですね。 爪の厚さに対して竿中とおる君が太すぎると「爪割れの悲劇」が、 細すぎると「いつまでも変化なし地獄」になるというわけです。

材料力学的には、断面が円形の棒は直径の4乗に比例してコシが強くなります。
例えばΦ0.2mmのコシの強さを1とすると、Φ0.3mmは5.1、Φ0.4mmは16となります。 直径がちょこっと太くなるだけでも、ずいぶん急激にコシが強くなるんですね。
爪が厚い人ならいきなりΦ0.4mmに挑戦しても大丈夫ですが、自信が無い人はΦ0.3mmからスタートした方が良いですね。
(後で説明しますが、爪の方をヤスリがけで薄くすることで調整できるので、あまり悩まずにエイヤッと細めの方に決めちゃいましょう)


太さと強さの関係
治療を進めているうちに、例えばΦ0.3mmを試してみたけど何か物足りない、 Φ0.4かΦ0.5にアップするか?いやいや一気にΦ0.6にトライしてみるか?なんて悩むと思います。
そんなときはこの表を目安にしてチョイスしましょう。
Φ0.4ならΦ0.3の3.2倍の強さ、Φ0.5なら7.7倍の強さになります。一気にΦ0.6だと16倍の強さになるので、それなりの覚悟が必要になりますよ。


安易に太くしたら爪がパッキリ・・・なんてことの無いように。


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